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mihonakanishiのブログ

名古屋 カウンセラー

頑張ってと言って欲しい

寄れべない話や辛い話ばかり聞いていて

 

人の何十倍も生きる辛酸さを垣間見る事が多く

 

時々、もう死んでも悔いがないかなと思う

 

それでも支援を継続し

 

ある日、こういう事もあるんだ、、と思ったエピソードがあった。

 

病名は言えないが、中毒のある病気で彼は苦しんでいた

 

仕事も短いながら行い、妻と子供を支え、不安や幻聴がある時は、なんとか抑制していた

 

様々な相談がある中で、結構私は個別の記憶を想起しやすいらしく、彼の事を覚えていた

 

(色々あったけど、今は自分の気持ちだけで中毒をコントロール出来てるんです)

 

と、、まさかの報告があり

 

(頑張って、、と言って欲しいんです)

 

と話してきた

 

心から生温かい涙がでる様な感覚で

 

そうですね、良く頑張ってますね、、

と続ける

 

どんぶり300杯くらいの感情を受け止めてきて

こういう話は1回くらい、、

 

でも、微力だけど無力じゃないと思わせてくれた瞬間でした。

 

自死遺族、父を否定しないでくれてありがとう

父を否定しないでくれてありがとう
2021年8月22日に日本でレビュー済み
自死遺族としては特殊な意見だと思います。ご不快になられそうな方は読まないでください。
※事情や感じ方は人それぞれ、様々です。あくまでこんな人間もいるという事でお願いします。
※この本は父の死後、私が書店で購入しました

父が自死を選びました。
自死は最悪の大間違い、そして家族は身内が自死をしたら一生引きずるもの、という風潮が苦手です。

当時は泣きました、悲しむ母や身内を見てこんな辛いことは二度と無いだろうと思いました。事後処理も色々と大変でした。
でも、それと同じくらいに父の選択を否定されることが苦痛でした。
事前に相談をしてくれていたら、もちろん止めました。会社を休んで、家族会議を開いて
、一緒に病院に行って、出来ることはしたと思います。
でも、それで解決しないと思ったから何も言わなかったのだと思いますし、正直なところ、死にたい父を思いとどまらせられる自信はありません。物理的に止めることはできたかもしれませんが…

父は、なるべく人の迷惑にならない様手段を選んで死を選びました。自死する人は残された人の事を考えていない、という方もいますが、辛い思いをしている時に、もう去ろうとしている場所にいる人のことをどこまで考えられるだろう…とも思います。
私だって、しにたい、と思ったことがありますが、そんな時、周りのことなんて考えられませんでした。
父はむしろ、今までずっとそれを我慢してきたのではと思うのです。家族のために我慢して生きなければという事そのものが、父を追い詰める一因となっていたのではと、遺書を見て思いました。
だとしたら、もう、これ以上父を責めたくない。親戚に、こんな大事な家族がいるのにひどい人ねと言われるたび、私達の事を思って言ってくれているとわかっていても、モヤモヤしていました。時間が経ってもつらいわね頑張ってねと言われるたびに、優しさから言ってくれているだけだと分かっていても、父はとんでもない間違いを犯し、我々はそれを止められなかった事を背負い続けねばならないと言われた様な気になり憂鬱でした。

だからこそ、本書の全く自死を否定的に捉えない姿勢にとても救われました。
別に作者の方はそういう意図で書いたのでは無いのだと思いますが、人は死にたいという気持ちを持つことが当然にあること、それは否定されるべきで無いということを通して、残された我々が当然に自然に生きていくことを肯定された様な気持ちになったのです。

父は頑張った、辛いなりに、その状況をなんとかしようとした。最低限、家族の迷惑にならない様気をつけた。言いたいことが全く無い訳じゃ無い。でも、もう終わってしまった。だから、もう辛い思いをしていないならそれはよかった。と言いたい。
今まで我慢してくれて、ありがとう。生きている世界の事は、生きている人間でなんとかします。だから、もう何も気にしないで、こちらはこちらで楽しく精一杯生きます。さようなら。

この本を書いてくれて、ありがとうございます。

完全自殺マニュアル 誕生日に買ったんです。

誕生日に買ったんです。
2021年6月23日に日本でレビュー済み
数年前の誕生日に買いました。

この先本当に生きていたくないな、無理だな。って強く実感した日です。

仕事が多忙に次ぐ多忙で睡眠もままならない、食事なんてほとんど取っていない状況でした。

オフィスで誕生日を迎えた時、衝動的にもう無理だ、死のう。と決意。

家に帰る体力もなく、近場のホテルに転がり込みました。

この時なんとなく、部屋が12階なら飛び降りよう。そう決めてのチェックイン。

運命なのか、奇跡的に12階でした。ただこういうビジネスホテルは窓がほとんど開かない仕様にかっています。飛び降りなんて到底できないはず。

ところが導かれる用に窓が故障しており、ガッツリ開きました。

あぁ、神様が手助けしてくれてるんだな。と涙が零れました。

泣いたのは久しぶりで、1人で嗚咽。
ひとしきり泣き終えた後、さぁ飛び降りようと窓を開け、身を乗り出し、これから向かう先を見ました。

なんてことない無機質なコンクリート。最後に見る景色はこれかぁ。つまらない人生だったなぁ。

数秒後にはもう意識は無いのかなあ。

なんてことを考えると、情けないことに飛び降りが怖くなってしまいました。

飛び降りが、首吊りか、どっちがいいのだろう、とこれから死ぬにしては随分と間の抜けた疑問が浮かび検索をかけると本書がヒット。

どうせ死ぬなら楽な方、と購入。自分への誕生日プレゼントでした。

読んでいくうちに、自殺のやり方には思ったよりも多種多様な方法があることを学べました。

不謹慎ですが思わず面白いなぁとも思いました。

その時、まだ知らないことってこんなにあるんだな、自分は面白いとまだ思えるんだなということを強く実感しました。

そうなると、今は辛いけど、まだ世界の全てを見通した訳では無い、まだ頑張れるかも。

そんな気持ちになれました。

こんな本を読むなんてけしからん、と思う人も多くいるかもしれませんが、あの夜、この本に出会わず適当なブログでも見つけたものなら、たぶん死んでたと思います。

あれから数年経って、長生きした意味はまだ見つけられてませんが、少なくともまだ未来に希望は持てています。

好奇心が命を救ってくれました。

本当にありがとうございました。

完全自殺マニュアル 自殺方法 レビューで気になった事

自殺したうちの息子の仕事用のカバンに入っていました
24歳の息子が自殺して1か月。
息子はこの本の通りの首吊りで亡くなりました。

刑事さんが見つけてくれて、読んだ時は震えが止まりませんでした。

作者は、この本を読む人、読んで自殺した人の家族のために「自殺後の後始末マニュアル」も書いてほしい。

突然死なれても残された家族は悲しいとか辛いとか、そういう言葉では表せない次元の感情を一生持って生きなければならない。

発見→救急車→病院→葬儀社をすぐ決める→警察で検視→自宅では警察の現場検証→警察が会社の人を調べる→ 翌日、葬儀社の人と遺体を受け取りに行く。
そこで、どういう状態で死んだのかや死亡時刻を観察医から聞かされます。

それから、葬儀をやるかやらないか。やるとしたらいつにするか。
自殺だから家族葬か、費用はいくらくらいか、お寺によって宗派が違うし戒名はどうするか、会社の連絡先、友達や親戚はどこまで来てもらうか。
骨壷はどんな物がいいか、花はどれだけ出すか、会社から出るのか、弔問に来てくれた人へのお返しはどうするか、受付は誰に頼むか、会社の人が来たいと言っている会場の広さは大丈夫か、遺影の写真のバックは何色にするか、加工するかしないか…
来てくれた親戚の食事はどうするか。
コロナだから弁当を配るか…
家族としては、自殺は恥ずかしいから隠したい、でも友達には見送らせてあげたい。
葬儀場の看板は小さ目にしてくださいと頼む。

親だってパニックですよ。 
愛する子どもが突然死んじゃうんですよ。
父親は、パニックになりながら首に巻かれたタオルを怪力を出して外して、やったことも無い
心臓マッサージを必死でするんですよ。
大声で名前を呼びながら。

母親だって、パニックになりながら119番して
近い親戚に震えながら電話するんです。

そんなことをした翌日に、これだけのことを決めるんですよ。

ちなみに自宅で自殺をすると、警察が来て他殺ではないかを現場検証します。
呆然としている中、いろいろ聞かれます。

救急車やパトカーが来て、担架がガラガラと運ばれて10人以上バタバタしています。近所の人が家から出て来て人集りになります。
うちはマンションなので、かなり目立ちました。

そのあと、家族は葬儀社で遺体の前の応接セットに座り、現実を受け止められない状態で物事を決めていかなければばならないのです。

死体が残る方法だと、必ず誰かが後始末をします。
自殺の方法を勉強するのも大事ですが「エンディングノート」も忘れずに書いてください。
スマホやネット銀行のパスワードもお忘れなく。
そうそう。遺影の写真が無くて苦労したので用意しておいてください。

うちのような分譲マンションは、もう売れないですね。
事故物件になってしまいました。
だから、引っ越しもできないです。

息子が自殺した現場で毎日を過ごし、近所にも
どんな目で見られているか気にしながら、コソコソと外出する。

「何で気づいてあげなかったんだろう。一緒に住んでいたのに」って言われてますよね。

大声で泣きたい時は布団や枕に顔を埋めて、お線香をあげる時は窓を閉めて。

いいですか。
本当に家族も苦しむんですよ。
あの時ああすればとか、こう言ってあげたらとか。
それも、一生ですよ。
タイムマシンは無いんですから。

百歩譲って、親は育て方が悪かったかもしれないから
仕方ないとしましょう。

兄妹はどうですか?
親をこれ以上悲しませないようにって
苦しみますよ。
結婚相手の兄妹が自殺してますって聞いて
気持ちいいですか?

友達はどうですか?
息子の友達も、何人も後悔して苦しんでると思います。

あなたが死ぬだけで、相当数の人の人生を
台無しにするんです。

そんなに死にたいなら、許可をとって死んでください。

あなたはうつ病かもしれません。
だから、冷静に本気で家族に「辛い助けて」と伝えてください。

自殺の方法を考える前に、医者にいってください。

息子は、辛い原因がわからず一週間後に精神科を予約していたのに逝ってしまいました。
携帯の履歴には、何件も精神科に電話した記録が残っていました。
予約が一杯で取れなかったんです。

私は、息子がうつ病だったなんて夢にも思いませんでした。
だから、しっかり話しを聞いてあげなかった。
申し訳無いと思っています。
でも、もうリベンジもさせてもらえないです。

わからないんですよ。
心の病気は本人にしか。

戸籍謄本には除籍と載り、この世にいない事を
突きつけられます。

誰も自殺しないでください。

本当に、心からのお願いです。

支離滅裂の文章でごめんなさい。

つまづきにくい歩き方 70歳迄に準備

生きづらさって最近なんだろう?とよくよく思う

 

先日、サービス付き住宅に入った夫の母を見ていると

 

夫死亡時に受け取った億に近い遺産を使い果たし

地中海を度々船で旅行した日々を忘れ

 

今は夕食も朝食と間違え

 

部屋着で一日過ごす

 

生活レベルを下げれずに老後破綻した一人ですが何か?

 

幾つまで生きるか解らずに舵取りが出来ない年齢を予想出来ず

 

こうなったけど、、、

 

さて、私達はというと

仕方なく毎日働き受診同行したり

 

パンを差し入れたり血圧を測ったりしてる

 

長谷川式スケールが低過ぎて、間違ってるんじゃないか?と夫婦で話した事もあるけど、、

 

長谷川先生あなたは、やっぱり凄かったです

 

さて、つまづきにくい歩き方は

最後は、子供も含めて人に迷惑をかけない

 

準備が70歳までにいかに出来るかにかかっていると思う

 

つまり、老後の自分の為に使えるお金をいかに残すか^_^

 

さて、明日も働きます

人は最後まで迷っている/もしも死にたいと言われたら

自殺しようとする男が、どの男達も飛び降りる最後の瞬間まであるモノを握りしめて

 

何度となくそれを見ている

 

そのモノとは、、

 

携帯電話である

 

要するに彼らは最後の瞬間まで人と繋がるツールを意識していた事になる

 

もし、誰かからメールや電話があったら、、

 

もちろんそれは解らない

 

(もしも死にたいと言われたら)松本俊彦著

今日死にたい気持ち、生きたい気持ち、「初めて自分の話をきちんと聞いてくれる人ができた」

沢山の辛い気持ちや苦しみを吐露する場所で働いている

 

とにかく聞いて、聞いて、、、この人の生きづらさはどこから来ているんだろう?と

 

思いながら

 

そんな事より、誰も話を聞いてくれなかった孤独感を考えて、真っ暗な闇にに耳を傾けて

 

どんな風に辛いのか、何を感じているのか?

頭を真っ白にして聞く事にしている

 

そこに私の考えは要らないけど、共感しながら

観察する

 

相談者の多くは本音が言えない環境にいて

誰も私の話なんて聞いてくれなかった数々の過去を持ち世の中に居場所が無くて、悲しい今の気持ちを聞いて欲しい欲求に駆られている

 

秋葉原殺人事件では加害者は

取調官に

「初めて自分の話をきちんと聞いてくれる人ができた」

と言ったと聞いている。

 

皆んな自分の事でいっぱい、いっぱいで

でも誰かと温かな繋がりが、時々欲しくて

居場所が欲しくて切なくて、、

 

死にたい気持ちと生きたい気持ちは同じ人間の中に常にあると思う

 

時々、死にたい気持ちが真ん中に来たり

生きたい気持ちが端に行ったり

 

死にたいと思いながら餓死やバラバラ殺人事件の被害者になりたくないとか

 

人間は我儘だけど、、我儘で孤独で誰かと一緒にいたいあなたも、自分なのだと、、それでも死にたい気持ちを抱えながら生きていく道もあると思ってみても良いかもしれない。